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金星の見え方は満ち欠けだけでなく大きさも変わるので注意

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中学理科ではたいてい最後に習う天体分野。星が3次元的に移動するので、受験生の頭の中までグルグル回って混乱してしまいます。

今回は金星の見え方を確認します。まず、金星の見える2つのタイミングから。

  • 明け方、東の空(明けの明星)
  • 夕方、西の空(よいの明星)

太陽の昇る・沈む方角と一緒ですから、そう覚えてしまえば簡単です。でも、なんでその位置に見えるのか理屈を覚えておかないと対処できない問題が多いので、図でイメージ化してみましょう。地球を真上から見下ろした図になります。

金星の見え方1

とりあえず、金星がどう見えるかは一旦置いておいて、地球の自転と方角を確認します。地球が自転している都合上、例えば「東の空」といっても宇宙のどの辺が見えるかは時間帯によって変わっていきます。でも、北極はつねに回転の中心となるわけですから、これをもとに東西南北を考えます。

たとえば明け方、わたしたちが朝を迎えるとき、わたしたちは地球の影の部分から、明るい部分へ切り替わる境目にいることになります。そして、北極の位置から方角を考えると、東の空には図で示した部分の宇宙が見えることになり、ここにある金星が「明けの明星」となります。夕方はこの反対で、これから地球の影の部分に入ろうとする地点にいることに。

ここで、具体的に金星がどのように見えるかを立体的に示したのが下の図です。地球に近づくほど大きく見えるわけですが、欠け方も大きく、細長くなることがわかります。大きな真ん丸が見えるわけではありません。

金星の見え方2

あと、こういった図では説明が省略されがちですが、当然地球も金星も太陽の周りを公転しています。でも、両方とも動かしてしまうと何が何だかわからなくなってしまうため、地球の位置はそのままで金星だけ動かして考えています。ある意味自己(地球)中心的な図なのです。

最後に、ちょっと意地悪なテスト問題で「天体望遠鏡でのぞいたとき」の見え方を問う問題があります。天体望遠鏡は上下左右反対になりますので、満ち欠けをきちんと反転させて(頭の中で処理しようとせずに、きちんと問題用紙余白に図を書いて)答えを出しましょう。

2番目の図を描くときは、下記のサイトを参考にさせていただきました。

中学理科の攻略☆りかちゃんのサブノート

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